La meute



『ザ・パック 餌になる女』鑑賞

ロゼッタ」のエミリー・ドゥケンヌ主演によるフランス製ホラー。ドライブ旅行を楽しんでいた女性シャルロッテは、ヒッチハイカーの青年マックスを乗せてあげることに。しかし、途中で立ち寄ったダイナーで、マックスが姿を消してしまう。やがてダイナーの女主人に捕らえられたシャルロッテは、マックスが女主人の協力者だったことを知る。女主人は、満月の夜に現われる恐ろしいモンスターたちの餌にするために、人間たちを捕まえているのだった

ド田舎のモーテル(ダイナーだけど)にはキチガイババアがいて、旅人を捕まえて非道を行なっていた! というノスタルジーを覚えるフランス製ホラー。


オルレアンの噂」+『悪魔の沼』*1的で、餌にするための処理あたりまではよかったんだけど、人喰いクリーチャーが出てきてから、テンションだだ下がり。
もっと、怪獣的なのを期待してたんだけどなぁ……
個人的には、こういう話では、オカルトは出してほしくないんだよなぁ。怪獣は違うのかと問われれば、うまく説明できないんだけど。


他にも、『マッドマックス』*2に出てきそうなバイカーがリアリティを一気に下げていたり、やたらと安っぽいBGMとか、悪い意味でセンスの悪さが目に付く(笑)
ラストも、類推はできるものの、そこに至る説明が一切無く、余韻はゼロ。