U.F.O.



『UFO 侵略』鑑賞

ジャン・クロード・バン=ダムがUFOの侵略に立ち向かう元特殊部隊員を演じるSFアクション。ある朝、マイケルと恋人キャリーが目覚めると、原因不明の停電が発生。ラジオから流れるのは雑音ばかりで、携帯電話もつながらない。異変に気がつき外に出た彼らは、町の上空を覆う巨大なUFOを目の当たりにする。マイケルは、人里離れた農場で暮らし、宇宙人の襲来を予見して何年も前から準備を進めていたがゆえに、周囲から変わり者扱いされていた元特殊部隊兵士の叔父ジョージに助けを求める。

まず感想の前に言いたいのは、人生初のスクリーン貸切!
それなりに映画館に足を運んだけど、ニアピンは何度かあったものの、今までなかったんだよね〜。


今回、これが一番好意的な感想かな……


ヴァン・ダムがUFOにキックするようなの期待してたんだけど……
つまらないのは予想通りなんだけど、そこに普通に映画作りが下手くそが加わるというダブルパンチ。
冒頭のフラッシュフォワードはあまり効果を成してないし、予言者の意味ありげな言葉は意味ありげなままだし、色々と行き当たりばったりだし。脈絡の無さがリアルだというなら、効果は出てるかも(笑)
そもそも、95分の映画で、始まってから15分間、飲んで、殴って、セックスして、ゲロって、配分悪すぎでしょ。その後もやたらと殴りあい。


UFOがほとんど出てこないとか、スケール感皆無で低予算なのはわかるんだけど、「低予算だから」を言い訳にして、工夫してない感じが出ちゃってるんだよなぁ。


『ラバー』*1くらいゲージを振り切っちゃうと、ある意味ゾーンに入れるんだけど、この作品はつまらなさも下手くそさも普通で、語ることもない駄作。