Anna Karenina



『アンナ・カレーニナ』鑑賞
キーラ・ナイトレイの顎の線は美しいよね。

過去にも幾度となく映像化されてきたロシアの文豪トルストイの長編小説を、「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト監督&キーラ・ナイトレイ主演コンビで新たに映画化。19世紀末のロシア。政府高官カレーニンの妻で、社交界の華として注目を集めるアンナ・カレーニナは、ある日、兄を訪ねてモスクワへ赴く。そこで青年将校ヴロンスキーと運命的な出会いを果たしたアンナは、愛のない結婚生活と華やかな社交界を捨て、本物の恋に身をゆだねようと決意するが……。共演にジュード・ロウアーロン・ジョンソン

恥ずかしながら原作は未読なうえ、あらすじも全く知らない状態だったので、それとの比較はできないんだけど、言えることは、カレーニンさん、いい人すぎ!


この映画においては、内容よりも、美術に目が行くかなぁ。
巨大な演劇舞台で撮影しているかのような画面で、書割のように背景が展開して、ドアの向こうは別の場面。舞踏会はもちろん、アイススケート、競馬、草原さえもそこで再現される。
まるで世界は、作品の中に包含されているかのよう。


ジュード・ロウはカレーニンのような物静かな役も、混乱しか起こさないアルファブロガーもこなして、上手いなぁ。