Burning Bright



『バーニング・ブライト』鑑賞

密閉された家の中で、どう猛な虎と対じする姉弟の恐怖を描いたシチュエーションスリラー。母を亡くして以来、たったひとりで自閉症の弟の面倒を見てきたケリーは、大学進学のため弟を施設に預けることになる。ところが、母が残した銀行預金はすべて義父が使い込んでいた。義父はその金でひと儲けしようと1頭の虎を購入し、虎の入った檻(おり)を家の中に置いたまま外出してしまう。巨大ハリケーンの接近により窓も扉も外側から封じられた家の中で、姉弟の前に空腹の虎が現われ……。

『未体験ゾーンの映画たち2013』の一本。


ライフ・オブ・パイ』と間違って来てしまう人続出!(うそ)


ハリケーンにより、家の中に凶暴な虎と閉じ込められてしまう、というサバイバル。
つまらなくはなかったんだけど、あまりにシチュエーションスリラーのために用意されたシチュエーションという作りがイマイチ。
ラストでその意図は明らかにされるものの、それを知っても「ああ、なるほど」とはならず、なんか取ってつけたような感は否めない。


自閉症役の弟の演技はかなり良かったかな。
むしろ、その家族の苦労やいらつきを映画化して欲しいような。