Cockneys vs Zombies



『ロンドンゾンビ紀行』鑑賞

イギリスで大ヒットした「ショーン・オブ・ザ・デッド」にオマージュをささげながら作られた、ロンドンの下町が舞台のゾンビコメディ。不況のため祖父が入居する老人ホームが閉鎖されることになったテリーとアンディは、事態を打開するため銀行強盗を企てる。しかし、強盗を決行し、なんとか金を手に入れたその時、なぜか町中にゾンビがあふれだす。老人ホームにもゾンビの群れが迫り、兄弟は祖父を助けるためゾンビ退治に繰り出すが……。

笑えるところは知っかり笑えるし、思いの外、面白かった。
ゾンビものとしては新味はなく、むしろクラシックスタイル。


個人的には、もっと老人ホームのパートが見たかったなぁ。
歩行器 vs ゾンビは大爆笑ですよ。
主人公の爺ちゃんは、勇敢な兵士だったという過去が語られるんだけど、他の入所者はそれがなく、「実は○○」みたいなのが欲しかった。そうすれば、マフィアとつながりがあると吹いている爺さんの妄言に意味が出てくるし、何より、元プッシー・ガロアがいるんだし(笑)
まぁ、そこまで作りこんじゃうと、アメリカ映画っぽくなっちゃうかな。


題名は、原題通り『コックニー vs ゾンビ』の方が良かったよなぁ。「紀行」という感じはないし。