Thale



『テール しっぽのある美女』鑑賞
今年も始まった「未体験ゾーンの映画たち」!
SFっぽいのも結構あるんで、半分くらいは行きたいところ。

ノルウェーの森深くに住むと言い伝えられる、美女に牛のしっぽを持った伝説の妖精「フルドラ」をモチーフにしたサスペンスホラー。犯罪現場の清掃員として働くレオとエルビスは、これまでにない凄惨な事件現場の地下室で、裸の若い美女が監禁されているのを発見する。おびえきって言葉も発することができない彼女には、驚くべきことにしっぽがあった。やがてレオとエルビスは、その地下室で衝撃的な事実を目の当たりにする。

しっぽのある美女、彼女を追うもの、彼女を育てていた博士の最期、森に潜む謎の生き物、それらすべての正体が、ほとんど語られず、それがいい味になってるような、なっていないような……
ただ、サスペンスフルな空気が破られることはなく、最初から最後まで非常に緊張感漂っていて、丁寧に作られているのがわかり、好感が持てる。
主人公たちの隠し子や癌の話はいらなかった気もするけど。


トロールといい、フルドラといい、ノルウェーの森は行ってみたくなるな(笑)