RA ONE

『ラ・ワン』鑑賞



う〜ん。良くも悪くもインド映画らしさは非常に薄い。
物語の半分がロンドンが舞台ということもあるのかもしれないけど、(比較的)普通のSF映画。その分、インド映画初見の人にはいいのかもしれないけど、逆を言えば、かなり薄味。むせ返ってお腹いっぱいになることはない。
ダンスシーンも多くなく、しかもビデオクリップっぽい。ただ、これは狙ってるような気がしないでもない。レディー・ガガのプロデューサーが担当してるらしいし、インドに舞台が移ってからのダンスはインド映画っぽかったし。
アクションシーンもどこかで見たことがあるような画面なんだけど、そこは結構金かけて撮っている感じで、なかなか迫力がある。それだけに、なおさら日本人が求めるインドらしさが薄くなってる一因になってるのかなぁ。
あと、こてこての『ロボット』の後では分が悪いかなぁ。でも、そうじゃないとラジニ様ネタはわからんし。


上映時間だけは、インド基準(笑)