My Week with Marilyn

『マリリン 7日間の恋』鑑賞





そっくりさん対決、ということでこちらも見に行かないとね。


ミシェル・ウィリアムズは顔は似てないんだけど、(劇中劇として)スクリーンに映し出されるマリリン・モンローは非常にキュートで、その全てが愛らしい。
問題は、マリリン・モンローって、アイコンとしてしか知らないから、口調や仕草が似てるかどうか、ぴんと来ないんだよね。あくまで、こちらの観客としての素養が足りていないのが問題なんけど。


内容は、ロマンスとしてみるか否かで変わってくるんじゃないかなぁ。
主人公のコリンの体験を原作としているんだけど、これ、こいつの妄想なんじゃね? と思ったほうが面白い。
彼女と二人きりの日々を描いているにもかかわらず、万人がイメージする、いわゆるマリリン・モンローらしい描写しか出て来ないんだよね。彼しか知らない姿というのは映されず、彼にとって都合のいい展開ばかり。
また、妄想でなく、本当にデートしたとしても、一瞬足りともマリリン・モンローを演じるのをやめておらず、ノーマ・ジーンを見せることを許さない。コリンは彼女が自分に心を許想って思っているけど、天然であり魔性の女に弄ばれただけなんだよね。


スタークパパとゾラ博士が出てきて、そればかりが気になってました(笑)
エマ・ワトソンは大人になっちゃったなぁ……