2011年7月号
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/05/25
- メディア: 雑誌
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特集短篇は4本。
・「おなじみの悪魔」……ヘンリイ・カットナー
男の前に現れた悪魔。
どんなことでも叶えるから、契約してくれという。
魂を取る素振りもなく、その理由は?
クトゥルーもの?
・「事前通告」……リチャード・マシスン
突然、UFOが現れ、青ざめるSF作家。
彼は何年も前から、面白半分に極秘ファイルを書いていたのだが、
今おきている事実が、そのファイルどおりなのだ。
これはオチが好みだなぁ。
・「魔法の店」……H・G・ウエルズ
再録。
息子と不思議な店に入った男。
そこの店主は、魔法にしか見えない手品で息子を魅了する。
これだったかなぁ……ウェルズ辺りで、「丸い輪の世界」*1と印象が似てる短篇があったような……
共通点は、振り向いたら、入口が消えてるだけか?
・「漂流船」……ウィリアム・ホープ・ホジスン
再録。
漂流船を見つけた船乗り。
その中は、信じられないほどのカビで覆われていた。
ホジスンの海ホラーは怖いよなぁ。海のヌルヌル感が、そのまま文字になってる。
毎年短篇集読もうと思うんだけど、いつも行方不明に……