Школа для дураков

馬鹿たちの学校

馬鹿たちの学校

『馬鹿たちの学校』サーシャ・ソコロフ〈河出書房新社

言語と人称がはてしなく分裂/増殖する現代ロシア文学の伝説的名作。異貌の巨匠ソコロフ、初の邦訳。

ごめんなさい。手に負えませんでした……
冒頭から眠気を誘うほどわけがわからず、確かに70ページあたりでちょっと覚醒するんだけど、その後はページをめくる機械と化してました。
物語はなく、人称と時間がシャッフルされた独語を延々と聞かされるのはしんどい……
解説は読み応えがあるんだけど、多重人格と分裂症(統合失調症)がごっちゃになってない?