Despicable Me

『怪盗グルーの月泥棒』鑑賞

六本木に字幕版を見に行く。


個人的には、3Dの意味をあまり感じられなかったかなぁ(慣れただけ?)
ストーリーはイマイチ、とまでは言わないけど、ちょっとツメが甘い。
キャラはみんな魅力あるものの、ところどころ気になるところがあり、そこを一言でもフォローすれば落ち着くのに、という部分が散見される。
グルーが家族愛に目覚めていく理由が幼い頃の母の冷たい態度にあるんだけど、お母さんはけっこういい人なんだよね。また、悪党銀行の頭取とベクターの関係はいらなくない? あれをやるなら、頭取が他の怪盗のプランをベクターに漏らしているような表現が欲しい。そもそも、グルーが凄いのかどうかがよくわからないんだよね。他にも細かいところでは反重力ドリンクは使って欲しかったとか、イディスの帽子とか、ミニオンにバナナらしさが皆無(作中でバナナから作られたってセリフないよね?)とか、もろもろ。
でも、場内のお子様は楽しんでいた様子なのでいいのかな。
上記したように、キャラやガジェットはいい。特にメガネっ子好きとしてはマーゴはいいですよ。あと、無数のミニオンがちょこまか動いているのは楽しい。


ところで、大嫌いなXPAND方式だったんだけど、アジャスターがついたのね。これだけで、W眼鏡の快適さは以前とは雲泥の差。IMAXに比べれば重いんだけど、ずり落ちてこないんで苦痛はなかった。