Paranormal Activity

『パラノーマル・アクティビティ』鑑賞。

怪奇現象に悩まされるカップル。男は、それを映像に収めようとビデオを回し始める。寝る時もカメラを寝室に置くが、そこに写っていたのは……

ちょっと期待してたんだけど、フェイクドキュメンタリーなんで、まぁ、こんなもんかな。
演出上しょうがないんだけど、個人的に、寝室のドアを閉めて寝ないと落ち着かないので、開けっ放しなのがもう気になって気になって（笑）というか、恐かったら、廊下に粉まく前に閉めない？　
特に語ることもないんだけど、フェイクドキュメンタリーはホラーと相性がいいのかな。最近のJホラーでお約束の「これは○○に私が実際に体験したことです」と言う前置き。これは観客との距離を一気に縮める効果がある一方、語り手は死なないことがわかっちゃうんだよね。それに対して、フェイクドキュメンタリーにすると主人公を犠牲にできる、ということを改めて認識。あ、ネタバレか。
面白いかどうかは別にして、日本人はフェイクドキュメンタリーを楽しめない民族だよねぇ。言語自体には曖昧な表現がいっぱいあるくせに、いざ映画なりTVなりになると、どうして嘘かホントかの二元論になって、ラストで怒っちゃうんだろ？
まぁ、それに理解がある人以外は行かない方が吉かと。ラストのエンドクレジット（？）が一番印象的かも（笑）
ちなみにけっこう混んでました。