CARMEN DOG

カルメン・ドッグ

カルメン・ドッグ

カルメン・ドッグ』キャロル・エムシュウィラー河出書房新社

女が動物に、動物が女になる現象が起きる。オペラでカルメンを演じることを夢見るセッター犬のプーチは、美しい娘に変身中。飼われている家の奥様はカミツキガメに変身し、まだ赤ん坊の末娘を咬んだため、プーチは彼女を連れて家出するが……

趣味的に、感想を書きにくい小説だなぁ(笑)
直球でフェミニズムなんだけど、そこは、さすがキャロルおばあちゃん。かなり余裕を持った筆致で、苦手なフェミ味がきつくない。まぁ、特に深読みすることも求められていないかな。というか、けっこうエロくない?(笑)