NO COUNTRY FOR OLD MEN

ノーカントリー』を鑑賞。


いろいろと意味を考えてしまう映画だった。
なんと言っても、殺し屋役のハビエル・ダルデムの不気味存在感が圧倒的。
彼の冷酷・残酷さのバックボーンが全く不明なところに意味があるのかな?
彼の行動もよく分からず、だからこそ彼は"死"そのもの。
あのエアガンはかなりイカスんだけど、空気のみなのか、何かを撃ち出しているのか不明。


理由もルールもない犯罪が増えてきた、とこぼす保安官役のトミー・リー・ジョーンズ
しかし、ラストはそれでも人生にはまだ希望と平穏が残されている、ということなのかなぁ。