THE HUSTLER
- 作者: ウォルターテヴィス,Walter Tevis,真崎義博
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 文庫
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
ポール・ニューマン主演映画の原作。
若きハスラー、エディは、街を流れ歩き、賭けビリヤードで稼ぎながら、プールゲームの聖地シカゴへとやってきた。彼は、最強のハスラー、ミネソタ・ファッツに挑戦する。エディはリードを見せるが、ファッツの底知れぬ力・精神力に打ちのめされる。アル中の女子大生サラやプロのギャンブラー、バートと出会い、挫折と彷徨、そして、再びミネソタ・ファッツに戦いを挑む。
深読みとか気にせず、普通に面白かったです。
若きアウトローの物語で、『麻雀放浪記』と感触が似ているけど、球を撞くっていう動きのダイナミックさはこちらが上。ただ、ちょっと軽めかな?
挫折と復活、そして対決、という典型的な流れで話は進むものの、勝つも負けるもヤクザな稼業、主人公たちは他の生き方も想像できず、なんともラストはほろ苦い。
でも、ちょっと憧れちゃうけどね。
ちなみに、訳はミネソタ・でぶっちょではありませんでした。残念(笑)
今日の今日まで、ビリヤード=プールだと思ってました。違うのね。
続けて『ハスラー2』も読もうかと思ったら、持ってなかった……。探してくるか。