THE PHANTOM-FIGHTER

グランダンの怪奇事件簿 (ダーク・ファンタジー・コレクション)

グランダンの怪奇事件簿 (ダーク・ファンタジー・コレクション)

オカルト探偵ジュール・ド・グランダンの短編集

 収録作品
・『ゴルフリンクの恐怖』Terror on the Links
・『死人の手』The Dead Hand
・『ウバスティの子どもたち』Children of Ubasti
・『ウォーバーグ・タンタヴァルの悪戯』The Jest of Warburg Tnatavul
・『死体を操る者』The Corpse-Master
・『ポルターガイスト』The Poltergeist
・『サン・ボノの狼』The Wolf of Saint Bonnot
・『眠れぬ魂』Restless Souls
・『銀の伯爵夫人』The Silver Countess
・『フィップス家の悲運』The Doom of the House of Phipps

大昔の作品なんで、あんまり期待してなかったんだけど、意外に楽しめました。ただ、やはり予想通り古臭い。
オカルトっぽい事件ではなく、本当にオカルト事件を解決していく。怪奇大作戦というか、妖怪ハンター
妖怪退治ものは好きだからいいけど、興味ないと、展開とか、手がかりの発見とか、かなり退屈かも。


古文書やら呪文を紐解き、護符や聖具で戦うと思いきや、ド・グランダンはやたらと武闘派(笑)
封印でもなく、完全に退治しちゃうのが、ある意味新鮮。しかも物理的に。
あんまり21世紀にオススメするものじゃないかな。
ちなみに、フランス語交じりの台詞なんで、脳内ボイスは完全に熊倉一雄(笑)
ところで、シーベリー、シーバリーどっちが英語に近いの?