CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY

チャーリーとチョコレート工場鑑賞


世界で一番有名な、ウォンカのチョコレート。
しかし、その工場の中は誰も知らない。
ところが、ある日、世界中のチョコに5枚だけチケットが入っており、
それを当てた子供は見学できると発表する。
チャーリーはすべてが人並みで、家は日々の食事も困るほど貧しいが、心優しい子供。
そんな彼に最後のチケットが当たり、見学できることに。
だが、その工場とウォンカ氏は……


ティム・バートンの新作。
そこはまさに悪夢と悪意のディズニーランド。
チャーリー以外の4人は小生意気なクソガキで、トラウマ必至のお仕置きが。
でも、やはり、昔と比べると、『ビッグ・フィッシュ』以降の作品。
フリークスやギークが主人公なんだけど、最後は家族を求め、そこに帰るし、
また、普通の人が彼らを面と向かって批判しつつ、それでも彼らを受け入れる、
という構造は、子供を持ったバートンの作品なんだなぁ、
……などと、真面目に考えず、この映画はウンパ・ルンパで狂え!


無表情で、みんな同じ顔をしている小人のウンパ・ルンパ族。
彼らのダンスは強烈。
しかも、CGじゃなくて、一人で全部演じて、それを合成してるとか。
CGじゃないといえば、途中で出てくるリスも調教したらしい。


主演はジョニー・デップ
相変わらず、「どこには属してない」キャラクターを演じるのが上手い。
特に今回はイっちゃってる目が。


ウンパ・ルンパがまた見たい……


原作→『チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)