シークレットウィンドウ

『シークレットウィンドウ』を見てきた。

湖のそばの別荘で執筆を続ける小説家モート。そこにシューターという男が現れる。彼は、自分の小説を盗作したと言っている。そんな覚えはないのだが、彼の持ってきた原稿を見ると、その内容は全く同じ。しかし、シューターよりもモートの方が雑誌掲載が早い。そう言っても、シューターは信じようとせず、モートの飼い犬を殺し、その行動はエスカレートして、別居中の妻にも魔の手が……

内容としては、『ミザリー』と『ダークハーフ』をくっつけたような話かな。
キングのホラー映画では、一番よくできているんじゃないでしょうか。
『シャイニング』のジャック・ニコルソンは最初から狂ってるように見える(笑)のに対して、こちらのジョニー・デップは徐々に憔悴していくのがいい感じ。
ちなみに、妻役は『ER』の最初の頃に、小児科にいた金髪のインターン(名前忘れた)


色々キングネタが散りばめられているらしいけど、キングファンじゃないし、小説もほとんど読んだことないので、わかりませんでしたわ。ラストのあれは、キングの格好なのかな?


後で思い返すと、ああいう意味か、て言うシーンと台詞が多いから、2回見ても楽しめると思う。
パフンレットは本当にネタバレしてるから、見る前に読まないように。
この手の話は香山リカがよく書いてるけど、これはなんかやっつけだなぁ。