♪なーななーなーなーななー



久々にゲームを購入。
どうにも気になっていた『塊魂』。
これが大当たり。


内容は、何でもくっつく球を転がして、時間内に規定以上の大きさにするというシンプルなもの。基本的に10分くらいで終わるんだけど、これが中毒のように何度もやってしまう。週末は、相方と、『塊魂』と疲れたら寝るという非常に無駄な過ごし方(笑)


RPGはほぼ100%SFファンタジーだけど、このゲームはまさにSFの核そのものって感じ。


宇宙からやって来た謎の物体。誰も気づかないような小さいそれは、転がりながら周りのものを次々と取り込み大きくなっていく。犬を、人を、車を……そして、ついには町そのものさえ……と書くと、ほら、かなりSF(笑)
イーガンの『宇宙消失』とシェクリィの『ひる』に似てるかな(誇張あり)
映画で言うと『ブロブ』感覚かも。


ポリゴンならではのゲーム。どんどんいろんなものをくっつけていくのがかなり爽快。
(最終的には地面以外はくっつくのかな?)
最初は机の上を転がる程度の大きさなんだけど、大きくなるに連れ視点も変わって行き、それまで壁だと思っていたのが、実は家具だったと気づくのは、今までにない感覚。
ミクロキッズ』とか『縮みゆく男』の逆バージョンだね。
さらに、始めのうちは小さいから人間に蹴っ飛ばされちゃうんだけど、2メートルを超える辺りから、逆に悲鳴を上げて逃げていく。それを追いかけるのがまた快感(笑)


しかも、挿入歌が、クリスタルキング水森亜土、チャーリィ・コーセイ、松崎しげる等、といろんな意味で豪華(笑)


オススメ。