10周年!

ティム・バートン作品の中で、かつアニメ、ミュージカルの傑作と信じて止まない『ナイトメアメ・ビフォア・クリスマス』が公開されてから、今日で10周年!(日本は94年公開だけど)
『ショウビズ』の映像で興奮してからそんなに経ちますか。
あの時の驚きはいまだに忘れないなぁ。


さて、記念日にDVD、と行きたいところだけど、『ナイトメア〜』を見るのは毎年31日と決めているので、今日はその前夜祭ということで、『ヴィンセント』と『フランケンウィニー』を鑑賞。
デビュー作にこそ、その監督のエッセンスが全て詰まっているなんて言い方もするけど、ティム・バートンに関しては、この2つの初期作品は非常に分かりやすい。
分かりやすいと言うか、まんま(笑)
特に『フランケンウィニー』に出てくるセットは、『ナイトメア〜』に共通する部分が多い。
家、墓地、スケールのいびつなミニゴルフ場、などはそのまま引き継がれる。
作品内容としては、『シザーハンズ』のプロトタイプと言った感じかな。
『ヴィンセント』は子供だけの妄想と世界、と言ったところ。
あの扉の影には実は怪物が潜んでいる……という、
大人には理解できないルールと世界は、やはり『ナイトメア〜』に通じる。
だから、両方とも大人が出てこないんだろうね。
バートン作品が好きで、未見の方は是非オススメ。