トレッキーズ』を観た。


題名のとおり、トレッキーのドキュメント映画だ。


トレッキーっつうのは、要するに『スタートレック』ヲタクのことなんだけど、
これがまた凄いんだわ。あれに比べれば、日本のヲタクなんざ、小さい小さい(笑)
陪審員に選ばれたんだけど、連邦職員としてスタトレの服装で出廷したおばさん。
職場でもその格好で、コマンダーと呼ばれてるそうだ。
アメリカ中で有名になったようなので、たぶんトレッキーの世界では、BNF(ビッグ・ネーム・ファン)。
やはり、服装はスタトレの歯科医。
もちろん医院の中はすべてグッズで、歯科助手や受付も着用義務。
でも、R2-D2も置いてあったんだよな(笑)
学校にもスタトレの服で通うガキ。
スタトレの何に、というピンポイントの思い入れはなさそうだけど、
とにかくトレッキーの世界でBNFにのし上がろうと頑張っているのが見て取れる。
制服を作ってもらっている割には、細かいところにうるさい。ちなみに、親もトレッキー
クリンゴン語を研究している博士とか、
クリンゴン人は相手をひっぱたくのは「愛している」と同義なので、
それを実践している夫婦(?)とか、
耳を尖らせたいって言ってる親父とか、
クリンゴンの格好のままマクドナルドに入ってく一団とか、そりゃあもう(笑)
スタートレック』大会ってのがあって、まー、コミケみたいなもんなんだけど、
なんとそれは毎週どっかで開かれてるわけだ。


日本はどちらかというと色々なメディアに拡散して行くけど、向こうはどうもどんどん深くなっていく。
そこに集まるトレッキーへのインタヴューで、
「いつもは変人扱いされてたけど、ここに来れば仲間がいる」っつー話が痛い(笑)


『暗黒太陽の浮気娘』で、スタートレックの格好で結婚式を挙げる話が出てきて、
ホンマかいなと思ってたけど、これを観ると十分に理解できる。


オススメ。かなり痛いけどね(笑)