77のリング

だっけ?
タルカスとブラフォードが乗り越えた苦行は。


下北沢で友人と待ち合わせる約束だったので、その前に町田に寄って行こうと思ったのが間違いだった。


1ヶ月に1〜2度ある、当たり日だった。
ダブリだけど、けっこういい感じのハヤカワを見つけたのを筆頭に、
探してたスターリングの『ホーリーファイアー』があり、
さらに『絵物語ホビット』を映画に向けて買い、
そして極め付けがセンダックの『くるみわり人形』。
センダックって怪獣の人だっけな?
と思いつつ、指先から帰ってくる感触がかなりよかったので、でかさにめげず購入。
しょっぱなから早くも肩と腰にずっしりと来る重み。


そのまま下北をぶらついて2冊増え、千歳烏山の古本屋に行くと、ソノラマを7冊ばかり見つけてしまう。
お値段はソノラマ平均の安めといったところ。
帯ついてるし、こんだけまとまってるのあんまし見ないし……。
買うか買わないかではなく、何冊買うかの逡巡(笑)。
結局、ディックと他の作品集で補完できるラヴクラフトをパスする。
買うとき、店のおじさんは「店の看板だっのになぁ」とちょっと悲しげに笑った(多少脚色あり)。


最後は国領のオフで1冊増える。
しかし、苦行はまだ終わらなかった……


ブックオフ町田中央通り店にて
・『脳波』ポール・アンダースン(ハヤカワSF)
・『魔法使いの船』ハネス・ボク(ハヤカワSF)
・『黄金郷の蛇母神』A・メリット(ハヤカワSF)
・『ピポ王子(初版)』ピエール・グリパリ(ハヤカワFT)
・『ラヴクラフト全集(5)』H・P・ラヴクラフト創元推理文庫F)
・『ホーリー・ファイアー』ブルース・スターリングアスペクト
・『絵物語ホビット』J・R・R・トールキン/デイヴィド・ウェンゼル(原書房
・『くるみわり人形』E・T・A・ホフマン/モーリス・センダック(ぽるぷ出版)
白樺書院(下北沢)にて
・『一人の中の二人』ロバート・シルヴァーバーグ(創元SF)
・『ロボット市民』イアンド・バインダー(創元SF)
千歳烏山の古本屋(店名不明)にて
・『年間SF傑作選(2)』ジュディス・メリル編(創元SF)
・『御先祖様はアトランティス人』ヘンリー・カットナー(ソノラマ文庫海外シリーズ)
・『魔の配剤』オスカー・クック(ソノラマ文庫海外シリーズ)
・『魔の創造者』ヴァン・サール編(ソノラマ文庫海外シリーズ)
・『悪魔はぼくのペット』ゼナ・ヘンダースンソノラマ文庫海外シリーズ)
・『真夜中の黒ミサ』デニス・ホイートリー編(ソノラマ文庫海外シリーズ)
ブックオフ京王国領駅前店にて
・『アララットの死闘』ジェリー・パーネル(創元SF)