RIGHT TO LIFE

もうと言うべきか、やっとと言うべきか、とにかくケッチャムロード終了。
8日間で6冊ってのは俺としては猛スピード。
[rakuten:book:10977472:detail]最後は最新刊『地下室の箱』。


うーん、最後に来てちょい期待はずれ(何を期待してんだか)。
題名もあらすじもかなりそそられたのに、なんかあんまり面白くなかった。


主人公が出産するまでの10ヶ月間をひたすら陰湿に描き続けるものだと思ってたら、なーんか、あっさり終わる。
ページ数も少ないんだけどさ。ラストも普通の小説っぽいし。
ケッチャム体験版としてはいいかも。
いつも通り、犯人の目的とか理由ははっきりとは語られない。


やはり、『隣の家の少女』が一番衝撃的だったかな。
ついで『オフシーズン』『老人と犬』って感じかな。
オンリー・チャイルド』もいいけど、連続殺人鬼のエピソードを広げるか省くかして欲しかった。
で『ロード・キル』『地下室の箱』ってところかな。


どっかで見たような気がすると思ってたら、早見純の漫画と通じるものがあるね。