ブックオフ座間相模ヶ丘店に行く。


初めて行く店舗はなんぞわくわくする。
一方で、骨折り損のくたびれもうけ以下の店舗ということもままある。


地図だと駅から近く感じたのだが、けっこう歩く。
この感覚は金沢八景の二の舞か!? ところがそれは杞憂に終わった。


大きい、と言えるほどではないけれど、2階建てで品揃えは悪くない。
団地がそばにあるからなのか、けっこう児童書が多い。
初めて来た店ってのはたいてい探しものがあるもんだけど、
ここも例外ではなく『バイオニック・ジェミー』を2冊見つける。
ブレナンもあるかと思ったけどないなー。
ソノラマ文庫の日本作家の昔のがあったけど、さすがにもうそこまで手を伸ばすのはやめよう。


ただ、この店舗は奇妙なことに海外作家の棚がない。
いやいや、それなら文句たらたらの日記になってるはず。
海外とYAが全て100円なのだ。なんか出たばっかのないかな、と探すものの全然なし。


1ヶ月に一度くらい今日みたいに大量に買う日がある。
今日100円で買った中で嬉しかったのは、『兵士シュベイクの冒険』と『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』。
前者の名前を聞いて「おっ」と思ったそこのあなたはチェコアニメ通(いないって?)。
絵もあの人形そのままなんだもんなー。ラブリ〜。
後者で「宇宙飛行士の?」と思ったあなたは間違いなくツール通。
もう100円か、と思ったら、出たの去年の夏なのな。最近出たのかと思ってたわ。


さて、ブックオフめぐりはたいてい町田を軸にして進める。
その町田の小田急側に『UFO新聞』といういかした手書きのコピー新聞が置いてあることがある。
最近は見かけなかったのだけど、もしや今日は、と思ったら電波を受信していたのか、あった。
と言うか、いた(笑)
その新聞を書いているおじさんだと思われる人物が『木星の月に行こう』と言う手書き看板の横に座っていた。
さらにその横にはテレビ。
何か映し出されるのか? 話しかけようかと思いつつ、疲れていたので今日はパス。
そのとき目があってしまった。
たぶん、こちらの服装(黒一色)を見て、
「ついにブラックメン(笑)に目をつけられたか」と喜んだのかもしれないな。


ブックオフにて
・『ロボットと帝国(下)』アイザック・アシモフ(ハヤカワSF)
・『アイ・オブ・キャット』ロジャー・ゼラズニイ(創元SF)
・『外道の市』ロジャー・ゼラズニイ(創元SF)
・『魔性の子ロジャー・ゼラズニイ(創元SF)
・『ヴォネガット、大いに語る』カート・ヴォネガットサンリオ文庫
・『世界パロディ傑作選』風見潤安田均編(講談社
・『サイコ』ロバート・ブロック編(祥伝社
・『妖魔の宴 ドラキュラ編(1・2)』菊池秀行監修(竹書房
・『妖魔の宴 狼男編(1・2)』菊池秀行監修(竹書房
・『妖魔の宴 フランケンシュタイン編(1)』菊池秀行監修(竹書房
・『巨神クロノスの陰謀』P・H・アドキンズ(教養文庫
・『バイオニック・ジェミー エンゼルスコート作戦』ケネス・ジョンソン(三笠書房
・『バイオニック・ジェミー 還ってきたジェミー』アイリーン・ロットマン(三笠書房
・『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』ランス・アームストロング講談社
・『兵士シュベイクの冒険(上下)』ヤロスラフ・ハシェク筑摩書房
・『スクリーンの夢魔澁澤龍彦河出文庫
・『みずいろ(2)』大石まさる少年画報社
・『神さまの作り方。(11)』高田慎一郎(ENIX)
・『羊のうた(5)』冬目景ソニー・マガジンズ
・『クトゥルー神話大全』ムー特別編集(学研)