百鬼夜行第2弾』について。


まず、総評としては、前回に比べて格段にモールドが細かくなっている。
さらに色はカラー・象牙・金の三色(前回はカラー・墨絵に加えてシークレットの夜光。
これほどウケが悪いシークレットは初めてだったな(笑))。
今回は特にクリアパーツがあるから、カラーで欲しいところ。
金色だけはなんとか、このときだけクレアボヤンスが発現して避けたいものだ。
そして、9種類のうち、1体がシークレットキャラ(影でなんだか分かるんだけど)。


シークレット以外とりあえず全部買う。
で、結果は8体中6体がカラー。
運がよかったのか、当然の確率なのかは分からないけど、とにかくよかった。
しかし、一番楽しみにしていた輪入道象牙だったのが悲しい。
獺はあんまり象牙でも変わらないかも。
さて、残る6体は、天狗、鳴釜、河童、泥田坊、鉄鼠、鵺(本当は夜ではなくて空)。
天狗は写真で見たときはなんかまとまりすぎた感じだったのが、実物はすげーかっちょいい。見下ろしている鳥の巣がいい感じ。
鳴釜はやはりカラーで欲しかったものの一つ。ぬらりひょん系で、まわりにおまけ妖怪がうろついてる。杯の中の目玉がいい感じ。
河童は尻小玉を抜いた瞬間の、生々しく、グロいのがいい感じ。ユーモラスさはなく、シリーズ屈指の気味悪フィギアか。
泥田坊は這い上がってきそうな様子が上手く、枝に刺さったはやにえがいい感じ。
鉄鼠は斜めに傾いだジオラマ風なのがいい感じ。経文が散らばってるから、カラーじゃないと面白くないだろうな。
鵺も天狗同様いまいち面白みがないかと思ってたが、デンデンデロデロと名場面ぽくていい感じ。個人的な印象は芳流閣。


今回一番気に入ったのは河童かな。
水面がクリアパーツだし、尻小玉を抜かれた死体の上半身が水の下になっていることで上下の立体感があり、空間を最も上手く表現している。
天狗も垂直の高さを感じさせて○。


さて次回は何が出るのか。
海洋堂には、次回作なのか没キャラなのか分からないが原型がいくつかあった。
鼻の長い天狗、座りこんでいるぬらりひょん、木魚の妖怪。
見事(?)輪入道を予想した俺としては、ちょっと百鬼夜行から外れるけど、清姫とか出して欲しいかな。
あとはアレンジしようがないかもしれんけどカラカサとか。
昔あった水木しげるプラモデルシリーズを思い出す。
油すましもいいな。