弟の、煙を吹いたキューブも「新品」で戻った来た事だし、
午前中はプリンターを買いに行った。なんと、昼間に自動車で、だ。
運転の腕前は、あんまり乗らないものだから、このまま行けば来年にはゴールドカード(笑)。


あちこちカタログを集めて選ぶのもめんどいから、その場でカラリオ
何ヶ月か前にぶっ壊れた、7年間尽くしてくれたワープロのプリンターしか知らなかったものだから、そのスピードに驚愕する。
で、ちゃんとパソコンにつながったのを確認してから上福岡の古本屋に向かう。


いや、埼玉にそう言う地名があるのだ。
まだ、いきなり九州の古本屋まで飛ぶほど悟ってない(笑)。それでも、2時間くらいかかるんだけど。
途中、原宿のオフに寄るが、あそこはイマイチSF文庫が集まらないっぽい。開店とあまり変ってなかった。
それより、初めて(!)昼間の竹下通りを歩いたが、恐ろしい人口密度だ。あまり行きたくないな。


で、さらに1時間弱揺られて上福岡。
ここの古本屋はSFや絶版文庫がかなりあり、けっこう安め。
が、いくつか注意が必要。まず、住宅地の中にあるため見付けにくい。
その2、店の半分の電気が消えていて、そちらに行こうとすると「倉庫だから」と言われるので、
例えば「サンリオが見たいんです」と言えば、電気をつけてくれると言うサービス(笑)。
その3、おやじが無愛想(これはよくあること)。
注意ではないけれど、この親父の周りが面白く、カウンターにはダイヤルの黒電話と小さなレコードプレーヤー。
これで古いレコードがかけられている。
残念ながら今日はBGMはなく、代わりに(?)洗剤のザブが横に山積みされてた。
店の奥には洗濯機。レジはなく、計算機で、親父のポケットの中に金が入ってる。
この辺はいい味なのだが、最大の注意点は、恐ろしく埃っぽいのだ!
その凄さは想像を絶していて、棚の一番下にもかかわらず綿ぼこりが積もってるほど。
さすがに最初に行ったときは「値段<埃」という図式で買うのを躊躇ったほど。
ハウスダストが気になる人には絶対にオススメできない。
俺でも品定め中に気分が悪くなる。
帰ってきてからよくはたいてアルコールで拭くこと推奨。


古本屋にて
・『銀河おさわがせマネー』ロバート・アスプリン(ハヤカワSF)
・『宇宙船ビーグル号』A・E・ヴァン・ヴォクト(創元SF)
・『ベストSF1』ハリスン&オールディス編 (サンリオSF)
・『着飾った捕食家たち』ピエール・クリスタン(サンリオSF)
・『シンディック』C・M・コーンブルース(サンリオSF)
・『ブロントメク!』マイクル・コニイ(サンリオSF)
・『レンズの眼』ラングドン・ジョーンズ(サンリオSF)
・『影のジャック』ロジャー・ゼラズニィ(サンリオSF)
・『ウルフヘッド』チャールズ・L・ハーネス(サンリオSF)
・『伝授者』クリストファー・プリースト(サンリオSF)
・『枯草熱』スタニスワフ・レム(サンリオSF)
・『ウィアード3』大瀧啓裕・編(青心社)
・『活字中毒養成ギブス』ぼくらはカルチャー探偵団編(角川文庫)
・『ET諸君!応答願います』トーマス・R・マクドナウ(失念)
・『シリウスの伝説』辻信太郎&阿部行夫(サンリオ)
・『アリス』木崎ひろすけ角川書店
・『DDD』創刊号(メディアワークス


『アリス』の木崎ひろすけって、昔『ビーム』誌で書いてた『少女・ネム』が好きだったのに、中断だもんなぁ。