THE BOOKMAN'S PROMISE
- 作者: ジョンダニング,John Dunning,宮脇孝雄
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: 文庫
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リチャード・バートンの稀覯本を手に入れたクリフの元に、
その本は自分の書庫から盗まれたという老婦人が現れた。
彼女の祖父はバートンと親交があり、その書庫には彼からの献本と手紙で埋め尽くされていたのだが、
祖父が死ぬと同時に、騙し取られたというのだ。
直感的に彼女の話を信じたクリフだが、出会った間もなく彼女は老衰で死んでしまう。
死の間際、書庫を取り戻してほしいと頼まれたクリフ。
しかし、その直後から、彼の周りで殺人が起こり、怪しげなギャングの影が……
シリーズ第三弾。
うーん。今までとは趣向が違って、今回は歴史ミステリ。
バートンがアメリカにやってきたとき、空白の2週間があり、そこで彼は何をしていたのか?
もしや、南北戦争の発端に関わっていたのでは?
と言う話。
歴史ミステリは好きなんだけど、このシリーズはそれが読みたいわけじゃないし、
ぶっちゃけ、あんまり本は出てこないんで、期待はずれ。
やっぱ、第1作が一番面白かったなぁ。
バートンって、よく見かける『バートン版千夜一夜物語』のバートンなのね。
■
暇だったので、大学のときの友人に電話して、入間周辺の古本屋を少し回る。
ブックオフ東村山店にて
・『王様の仕立て屋(7)』大河原遁(集英社)¥350
・『ぼくらの(3)』鬼頭莫宏(小学館)¥350
・『GCU(3)』才谷ウメタロウ(少年画報社)¥350
ほんだらけ所沢店にて
・『死の胡蝶』ケネス・ロブスン(ハヤカワSF)¥180
・『アメリカン・ゴシック』ロバート・ブロック(早川書房)¥400
・『世界怪談名作集(上)』岡本綺堂(河出文庫)¥350
・『古書狩り』横田順爾(ちくま文庫)¥410
アクトワンにて
・『現代SF1500冊』大森望(大田出版)¥1400
・『タフガイ用語の基礎知識』ハンター・S・フルガム(早川書房)¥780