THE BOOKMAN'S PROMISE

失われし書庫 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

失われし書庫 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

『失われし書庫』ジョン・ダニング〈ハヤカワHM〉読了


リチャード・バートン稀覯本を手に入れたクリフの元に、
その本は自分の書庫から盗まれたという老婦人が現れた。
彼女の祖父はバートンと親交があり、その書庫には彼からの献本と手紙で埋め尽くされていたのだが、
祖父が死ぬと同時に、騙し取られたというのだ。
直感的に彼女の話を信じたクリフだが、出会った間もなく彼女は老衰で死んでしまう。
死の間際、書庫を取り戻してほしいと頼まれたクリフ。
しかし、その直後から、彼の周りで殺人が起こり、怪しげなギャングの影が……


シリーズ第三弾。
うーん。今までとは趣向が違って、今回は歴史ミステリ。
バートンがアメリカにやってきたとき、空白の2週間があり、そこで彼は何をしていたのか?
もしや、南北戦争の発端に関わっていたのでは?
と言う話。
歴史ミステリは好きなんだけど、このシリーズはそれが読みたいわけじゃないし、
ぶっちゃけ、あんまり本は出てこないんで、期待はずれ。
やっぱ、第1作が一番面白かったなぁ。


バートンって、よく見かける『バートン版千夜一夜物語』のバートンなのね。

HELLBOY THE ISLAND

 
『HELLBOY THE ISLAND #1,2』MIKE MIGNOLA〈DARK HORSE〉読了


当分翻訳は出そうもないので、リーフで読みました。


アフリカに向かったヘルボーイ
その途中、城塞の廃墟で、キリスト教徒に殺された異教徒の霊に出会う。
彼が語る、真の世界の歴史とは?


う〜ん……
今気づいたんだけど、『HELLBOY』って、あんまり話は面白くないなぁ。
絵はアメコミの中でも、最高に好きな一人なんだけどね。

暇だったので、大学のときの友人に電話して、入間周辺の古本屋を少し回る。


 ブックオフ東村山店にて
・『王様の仕立て屋(7)』大河原遁集英社)¥350
・『ぼくらの(3)』鬼頭莫宏小学館)¥350
・『GCU(3)』才谷ウメタロウ少年画報社)¥350
 ほんだらけ所沢店にて
・『死の胡蝶』ケネス・ロブスン(ハヤカワSF)¥180
・『アメリカン・ゴシック』ロバート・ブロック(早川書房)¥400
・『世界怪談名作集(上)』岡本綺堂河出文庫)¥350
・『古書狩り』横田順爾(ちくま文庫)¥410
 アクトワンにて
・『現代SF1500冊』大森望(大田出版)¥1400
・『タフガイ用語の基礎知識』ハンター・S・フルガム(早川書房)¥780