ちはやふる 下の句
広瀬すず主演で末次由紀の大ヒットコミックを実写映画化した「ちはやふる」2部作の後編。主人公・綾瀬千早と幼なじみの真島太一、綿谷新の3人を中心に、それぞれの思いを胸に競技かるたに打ち込み、全国大会を目指す高校生たちの青春を描く。キャストには、千早役の広瀬のほか、太一役に野村周平、新役に真剣佑とフレッシュな若手が集結。千早や太一と同じ瑞沢高校競技かるた部の仲間で、上白石萌音、森永悠希、矢本悠馬、競技かるた界の強豪で清水尋也、松岡茉優らが共演している。監督・脚本は「タイヨウのうた」「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の小泉徳宏。
マンガ実写化映画の傑作だった『上の句』の期待を受けての後編。
……あれ？ 気のせいだった？
前半は結構退屈。
団体戦のことは『上の句』でじっくりやったから、もうちょい抑えめにしてもよかったんじゃないかなぁ。
対戦校のデータノートを北央学園からもらうのもなんだか。あれこそ、机くんが作るべきじゃないの？ ちなみに、ここで、前作では名前が出てこなかったヒョロくんがついに呼ばれるシーンが。
ただ、松岡茉優演じる若宮詩暢が！
『上の句』で瑞沢高校のアンサンブルがあまりに良かったんで、詩暢ちゃん出さない改変はアリなんじゃないかなぁ、なんて思っていた時期がありました。
いやいやいやいや、詩暢ちゃん最高！
セーラー服なのに無骨な感じ、顔の形だけが笑ってる無表情、ダディベアを見た時のそれまでのギャップ、どこをとっても最高すぎる。
惜しむらくは、スノー丸ネタが薄かったことかなぁ。
恋も勝負も決着つかないまま終わっちゃうので、映画単品だと未完成な印象。まだ高1だし。
無事、続編が決定したのは良かったなぁ。
このスタッフで周防名人は見たいよなぁ。
原田先生vs周防名人戦をぜひ！
