The Good Dinosaur



『アーロと少年』鑑賞


巨大隕石の墜落による恐竜絶滅が起こらなかったらという仮説に基づき、恐竜が地上で唯一言葉を話す種族として存在している世界を舞台に、弱虫の恐竜アーロが、孤独な人間の少年スポットとの冒険を通して成長していく姿を描いたピクサー・アニメーション。兄や姉に比べて体も小さく、甘えん坊の末っ子アーロは、何をするにも父親がいてくれないと始まらない。そんなある日、アーロは川に落ちて激流に飲み込まれ、家族から遠く離れた見知らぬ土地へと流されてしまう。ひとりぼっちの寂しさと不安にさいなまれるアーロは、そこで自分と同じ孤独な少年スポットと出会い、一緒にアーロの故郷を目指す冒険に出る。

何度かに一度ある、完全にピクサー技術お披露目回。
びっくりするほど、ストーリーにはひねりなし。


ただ、毎度毎度言ってるけど、今回こそは、水などの自然の表現はホント凄い。
それを際だたせるために、恐竜のモデリングは非常にディフォルメされていて、でも、超リアルな自然表現から全く浮いてないんだよね。流石という他ない。


ただ、前述したように、物語に特筆すべきことはない。
種まき機持ってるなら、顔で耕さないで、鋤作れよ! とか。


人間があそこまで進化して、冬が早い、みたいな台詞を聞くと、あの恐竜たちもやはり絶滅からは逃れられないのかなぁ、とちょっとしんみり。いや、火が使えてるから大丈夫か。


同時上映の「ボクのスーパーチーム」(通称インドマン)は、大変満足いたしました。