ARROW SEASON 3

『アロー シーズン3』鑑賞


大いにアガった〈シーズン2〉に比べると、クライマックス感は薄いなぁ。
レイ、いい人過ぎてかわいそう…。


以下、ネタバレ。


前半は、フラッシュが出張してきたり、アトム出てきたり、テアが可愛かったり、フェリシティの黒歴史とか、サラを殺したのは誰? という謎もクリフハンガーになっていて面白かったんだけど、後半がなんか盛り上がらない。


作中でも「人は誰でも秘密がある」と言われるとおり、全キャラに陰謀までは行かないけど、隠し事がある。
それはドラマの推進力になりうるけど、今作ではその二転三転が面倒くさくなって、興味の持続にブレーキをかけてしまった気がする。


スーパーDC大戦化してきた『アロー』だけど、今回の敵はラーズ・アル・グールとリーグ・オブ・アサシン。
このラーズが、ちょっと貫禄ないんだよなぁ。意外に聞き分けいいしw
すでに波乱万丈すぎるオリバー過去編は、まさかの島外の冒険。ここですでにアマンダ・ウォラーと接触していることが語られ、ラストでオリーが向かう街があそこってことは、次は彼が出てくるのか? 
〈シーズン2〉で言及されて色めきだったHIVEは今回は出番なし。
こんなに素敵になると思ってなかったデッドショットさんがあれで降板ってことはないよね?
ハーレイの出番は、〈シーズン2〉のあれだけ!?


フェリシティは誰を選ぶの? とか、オリーはリーグに入っちゃうの!? とかあるわけですが、結局最後までよくわからなかったのは、マーリンがなんでサラを消したのか、ということ。あれが、最後の目的につながっているのなら、一シーズンかけた伏線になるけど、結局、なんのために殺したかわかんないんだよなぁ。当事者たちは、結構乗り越えちゃうし。


〈シーズン4〉の予告だと、レイ・パーマーが死んだことになってるけど、そんなはずもなく、あれで小さくなっちゃって、遺体が見つかってないんだろうな。
コンスタンティンも出てくるし、次も見ますよ。