ハイスコアガール(6)……になったはず

先週、水玉クエストで、90年から『コンプティーク』を調べていたんだけど、「発見がない」ということは発見できたものの、さすがに何もないと飽きてきたので、「ハイスコアガール」の単行本未収録を閲覧することに。


雑誌では一度も読んだことなかったんで、漠然と、5巻以降、数話であの騒動が起きたのかと思い込んでたんだけど、単行本一冊分くらいやってたのね。


やっぱ面白いし、ラブコメ濃度も上がってきただけに、返す返すも残念。
ただ、雑誌連載時の段階で(C)は載せてるのが、「リスペクトってことで許して〜」という甘えに見えちゃうよなぁ。
このへんは事務方の怠慢だよなぁ。


というわけで、出たかもしれない6巻のレビュー(悲しい……)


やはり、白眉は、ハルオvs小春の格闘ゲーム3本勝負。
小春の『KOF95』*1の意表をついたメンバーに、ハルオはどう戦うのか!?
特に『ヴァンパイアハンター*2戦は、やったことなくても(個人的には少しかじった)、息詰まる攻防に熱くなるし、その実力アップに、小春のハルオに対する一途な想いがにじみ出ている。
ハルオは、彼女にはもったいないよw


次いで登場するのが、プレステ版『ときめきメモリアル*3
ギャラリー付きのプレイは嫌だなw
ときメモ』はやったことないんだよね。この手のゲームで唯一プレイしたのが『卒業』*4。同時に4人まで結婚エンディングを迎えたのに、一人だけあと少しで逃したのが心残り。


家庭用ゲームが続いて、次は『RPGツクール*5
この辺りから、ゲームを絡めたラブコメ濃度が高まってくる。
大野姉は『でろでろ』の相原姉まんまなのね。こういう姉像が理想なのか、モデルが居るのか。
単なる憎まれ役かと思われてきた、家庭教師の萌美先生もここからオイシくなってくる。


ラストはAOUショー。
『鉄拳2』*6ファイティングバイパーズ*7ソウルエッジ*8マーヴル・スーパー・ヒーローズ』*9格闘ゲームは黄金時代だったんだなぁ、と再確認。
ロマンチックに、かなり切りよく終わってるので、なんとかここまで出して欲しかった。
まぁ、このあと、アーケードゲームは減っていくから、黄昏を見ずに済んだとも言えるのか……


もう無理なのかもしれないけど、どこかで落とし所みつけて、続き読みたいなぁ。