The Theory of Everything



『博士と彼女のセオリー』鑑賞


ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を抱えながらも最先端の研究に励み、現代の宇宙論に多大な影響を与える車椅子の天才科学者スティーブン・ホーキング博士の半生と、博士を支え続ける妻ジェーンとの愛情を描き、ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインが第87回アカデミー賞で主演男優賞に輝いたヒューマンドラマ。ジェーンが記した自伝を原作に、ドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」でアカデミー賞を受賞したジェームズ・マーシュ監督をメガホンをとった。ジェーン役は「アメイジングスパイダーマン2」のフェリシティ・ジョーンズ。物理学の天才として将来を期待される青年スティーブン・ホーキングは、ケンブリッジ大学在学中、詩を学ぶ女性ジェーンと出会い、恋に落ちる。しかし、直後にスティーブンはALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。余命2年の宣告を受けてしまう。それでもジェーンはスティーブンと共に生きることを決め、2人は力を合わせて難病に立ち向かっていく。

イギリスが舞台、天才科学者、恋愛要素あり、って『イミテーション・ゲーム』と公開ずらせなかったの?w


わかりやすいけど、この邦題は原題を矮小化しちゃってるよなぁ。
博士と彼女のセオリー」でさえ、「万物理論」の内なのに。


世界一の天才が、あんな難病に冒される、というところに不謹慎ながら、物語を感じちゃうよね。
ホーキング博士と聞いて、ほとんどの人がイメージするのは車椅子の姿。もちろん、ああなる前があるわけだけど、結構早い段階で症状が出ちゃってたのね。


まぁ、主演男優賞は、エディ・レッドメインだよね。
難病役を演じきったことが評価されやすいこともあるけど、これが似てんだよね。
弛緩して、たらこ唇状になった口元とか凄いな。


夫婦で、難病、宇宙の成り立ち、という大問題に立ち向かっていく話、かと思ってるとちょっと違う。
むしろ、奇妙な三角関係というべきか。
家族を助けてくれるジョナサンが不思議な人なんだよね。あれが本当に最初から下心がなかったのかが疑問符。


ホーキング博士はSF好きなんで、そこもピックアップして欲しかったな、とうのがSFヲタの心情w