Blutgletscher



『パラサイト・クリーチャーズ』鑑賞


荒涼としたアルプス山脈を舞台に、謎のクリ―チャーが科学者たちを襲うSFサバイバルアクション。アルプス山脈にある気象観測基地の管理人ヤネクは、ある日、故障した観測機器の様子を見るため、科学者たちと一緒に山の奥深くへ出かけ、氷河の一角が赤く染まっているのを発見する。異変を調査する一行は、狂犬病に感染したと思われるキツネに襲われ、基地に引き返すが、今度はそこで未知の生命体に襲われる。謎の生命体をなんとか退けた一行だったが、赤く染まった氷河を分析していた科学者から、驚くべき事実が告げられる。

文句言いながらも、長年のハリウッドの物量をして、アメリカ発の世界危機は慣れっこになっている一方、他国の大作(レベル)映画で同じことをやると、なんか冷めちゃうのは何故だろう。


今作も、そんなローカル映画(オーストリア製作)。
しかし、アルプス山脈というアドバンテージがあり、温暖化によってそこに凍結されていた怪物が蘇っちゃう、オーストリア発の世界危機には説得力がある。
怪物がいなくても、アルプスさえも溶け始めちゃう=危険な温暖化レベル、という前提がしっかりとあるんだよね。
ラストの暗示も不気味。


内容的には物体X。
もっとグロテスクに融合したクリーチャーを見せて欲しかったなぁ。
あと、女性大臣が超強いw あちらの女性議員はあんなイメージなの?