Parkland



『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』鑑賞


JKF暗殺事件を新たな視点から描き出した実録ドラマ。1963年11月22日、遊説のためテキサス州ダラスを訪れたアメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディは、パレードの最中に何者かに狙撃され、凶弾に倒れる。その様子を偶然カメラに収めていた8ミリフィルム愛好家のエイブラハム・ザプルーダーや、ケネディ大統領が搬送されたパークランド病院の担当医、シークレットサービス、FBI捜査官、そして容疑者とされたリー・H・オズワルドの家族ら、事件によって大きく運命を変えた人々の4日間を、綿密な取材に基づき描いた。ジャーナリストとして長年活動してきたピーター・ランデズマンの初監督作。

JKF暗殺事件の裏側を描いたノンフィクション。


あまりにも事件が劇的すぎて、ケネディ(夫妻)とオズワルド以外存在しない印象なんだよね。
もちろんそんなわけはなく、あの「劇場」を支えた人々は無数にいる。


あの瞬間を撮ったカメラ愛好家、オズワルドをマークしていたFBI捜査官、助けられなかったシークレットサービス、オズワルドの家族、ケネディとオズワルドが搬送されたパークランド病院のスタッフ。



新しい事実の発掘、解釈はないんだけど、知らないことばかり。
史上最も有名な映像の一つだと思うんだけど、暗殺の瞬間の映像はTVカメラだと思ってたよ。
オズワルドの家族なんて考えたこともなかったし、彼の葬儀だってあったんだよね。地元警察に名前を変えて、できるだけ遠くに引っ越せ、と言われたり、オズワルドの母親はかなり変な人だったり。
ジャッキーはもう大統領夫人でもなんでもないから、公的には守る必要がない、とか。
個人的には、検死医のエピソードが好き。


ただ、ホントに劇場型過ぎて、陰謀論を語りたくなるよね。