Event 15



『ミッション:15』鑑賞


心理実験でエレベーターに閉じこめられてしまった3人の米軍兵士がたどる運命を描いたソリッドシチュエーションスリラー。ワシントンD.C.の米軍医療施設で、戦場での異常な経験からPTSD心的外傷後ストレス障害)を抱える帰還兵たちへの治療カウンセリングが行なわれていた。アフガニスタンで敵から拷問を受けた女性大尉ホワイトは、カウンセリングを終えて帰宅しようと乗りこんだエレベーターで、女性と子どもしかいない施設を爆撃したオールズマン軍曹や、敵に急襲され仲間を助けられなかったディエゴ上等兵と乗りあわせる。するとエレベーターが急停止し、3人は閉じこめられてしまう。やがて、彼らのもとにワシントンD.C.が核攻撃されたとの情報が入り……。

う〜ん。


そういうネタだよね、というのは始まってすぐわかる。


狭い空間で、様々な罠(ここでは出来事)が発動する、と聞くと当然『CUBE』が連想されるけど、この作品では、登場人物三人がファーストインプレッション通りの行動を最後までするから全く驚きがない。
唯一、解任された博士の秘書が、後で何らかのアクションを起こすかと思ったら、全くスルーだったのが予想外だったけどw


あと、邦題は原題通り『イベント:15』のままの方が良かったんじゃないかなぁ。
作中で、字幕に丁寧に「イベント」とルビが入るし、「ミッション」だと兵士たちの能動的なアクションという印象が強いと思う。