Manborg



『マンボーグ』鑑賞

マニアックな映画愛と強烈な刺激に満ちた作品を多数送り出し、インディーズ映画界で注目を集めるカナダの映像製作集団「アストロン6」が手がけたSFバトルアクション。悪魔と人類の最終戦争「ヘル・ウォーズ」が勃発した近未来を舞台に、改造手術によって人造人間「マンボーグ」としてよみがえった男が、人類を滅亡に追いやる地獄軍に反撃を開始する姿を描く。日本円にしてわずか8万円という超低予算作品ながら、YouTubeに投稿された予告編が50万回以上再生されて話題を集めた。「日本劇場公開特別版」として、「マンボーグ」本編(64分)にアストロン6による「バイオコップ」フェイク予告編に加え、短編「ファンタジー・ビヨンド」「レーザー・ゴースト2」「ファイヤーマン」もあわせて上映する(計90分)。

タランティーノの〈グラインドハウス〉的な構成。


「1980年代に粗製乱造されたクソSF(ホラー)みたいなビデオって、最近見なくなっちゃったよね! だから俺達が作ったんだ! みんなもこういうの好きだよね!」という勢いの感じられる作品。
そのテンションは理解できるし、そういうテイストを狙ってる割にはあざとらしさはないんだけど、往年の言い方をするならZ級作品はやっぱつまらないよ。
こういうのこそ面白いんだよ、と言えるほど、まだすれてませんw
とはいえ、『モータル・コンバット』風の画面は嫌いとは言い切れないw


フェイク予告も妙に長いから、ダイジェストみたいで、「面白い部分だけを継ぎ接ぎしてるから本編も面白そうに見える」という効果が薄れてると思う。
唯一「バイオコップ」は本編作って欲しいかな。


まぁ、この手のはyoutubeで観るのがいいんじゃないかなぁ。