Guillermo del Toro Cabinet of Curiosities: My Notebooks, Collections, and Other Obsessions

Guillermo del Toro Cabinet of Curiosities: My Notebooks, Collections, and Other Obsessions

Guillermo del Toro Cabinet of Curiosities: My Notebooks, Collections, and Other Obsessions

ギレルモ・デル・トロのアイデアノートなんだけど、どう控えめに見ても、ニヤニヤしながら「オレの考えたヴォイニッチ手稿(or 聖杯手帖 etc...)を作ってやるぜ!」と筆を走らせたとしか思えませんよ。


イデアノート自体の中身はこんな感じ


単なるアイデアノートなら、血の跡とか博物誌的に作らんでしょw


本書は、アイデアノートの画像多数で、そのメモ(スペイン語)の英訳やデル・トロ監督のコメントなど。
必要以上に手間がかかったのノートのビジュアルにまず引き込まれるんだけど、見ていると、彼のイメージが、かなりそのまま映画にアウトプットされているのがわかる。
パシフィック・リム』のイラストは少ないんだけど、そのかわり『狂気の山脈にて』のスケッチはなかなか気色悪くて嬉しい。
たまに漢字が出てきたり、寺田克也のスケッチがあったり、バルタン星人のフィギュアが飾ってあったり、和テイストも多いんだけど、一番不思議なのは、NATAREKOKO。デザートって描いてあるから、ナタデココだよなぁ?  


ノートも凄いんだけど、デル・トロの仕事場(家?)も物凄い。
書斎にクークーの蝋人形とか!


イデアノートは見ているだけでも楽しいけど、やはり彼の映画を知っていることが大前提。
ファンならマスト・バイ!