ジョジョ展
『ジョジョ展』に行ってきた。
内容の前に、入場時間が決まっていて、入場者数をコントロールする、このシステムはいいなぁ。
初めは、前売り持ってるのに並ばされるのかよ、と思ったけど、中でギュウギュウになることもなく、ストレスなく見られる。制限時間間際は、始めの方の展示は空き空きだし。
初期は色の塗り方さえ懐かしい。『ファンロード』のカバーとか、超懐かしいな!
『ジョジョ』第1話のジャンプが展示されていて、「この人、また10週打ち切りみたいの始めたな……」と思ったことを、思い出す(笑)
当たり前なんだけど、コミックスの背表紙もちゃんと描いてるのね、とその原画があったのが印象的。
今と昔とでは、線も色使いもかなり変わっている。
昔が、少年漫画風な絵柄だったのに対して、今は筋肉の表現が柔らかい。年代順に原画が見られることによって、どこがターニングポイントだったのかが推測できるのが楽しい。
6部の途中辺りから、今の画風に移行してるのかなぁ。女性キャラがメインということで、柔らかい表現にバイアスがかかったのか。
また、キャラクターに対して、決まった色を使わないのがポップアートっぽくて、一枚のイラストとして楽しめる。SBR9巻*1のカバー絵とか凄いな。
それなのに、正直、展覧会目録とも言える『HIROHIKO ARAKI WAORKS』の作りは残念。
紙質、画質ともに雑誌の付録レベル。サイズも小さいし。他の展覧会で3800円出したら、もっとクオリティ高いよなぁ。しかも、展覧会描きおろしイラストはほとんど収録されてない。
目録類は買うようにしてるものの、ちょっと逡巡するほど。結局買ったけど。
個人的には、実写化は映画よりも舞台の方がいいと思ってる。
擬音、ジョジョ立ちは、舞台のような特殊な空気と親和性高いと思うんだよね。
あくまで、はまればの話だけど、映画のほうが外しやすいような気がする。