Rock of Ages

『ロック・オブ・エイジズ』鑑賞



ミュージカルの映画化って、舞台的というか、定点カメラっぽくなっちゃうことがあるけど、これはカメラワークが映画っぽく、てっきり映画オリジナルかと思った。


ストーリーはスカスカで、ヒロインを二人に分けたせいで存在意義が薄れちゃっている。
ただ、俳優陣は素晴らしく、特にトム・クルーズ自身を演じるトム・クルーズ(違います)。彼はこういう役のほうがハマるよなぁ。ただ、今回ほど、背の低さが残念に感じたことはなかった。
脇役ながら、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの汚れっぷりも素晴らしい。
さらに、完全におっさんとして仕上がったアレック・ボールドウィンのロマンスシーンと、見所満載。


思いの外、楽しめたけど、残念ながら当時の音楽に疎いんで、その辺の知識と経験があれば、なお楽しめると思う。


メガネっ娘が出てくるんだけど、後半で外しちゃうんだよなぁ。ま〜だ、アメリカさんにはこの辺の妙味がわからんか。