2012年1月号

S-Fマガジン 2012年 01月号 [雑誌]

S-Fマガジン 2012年 01月号 [雑誌]

今月の特集は、「小川一水
今月から、装丁一新。
背表紙がすっきりしたなぁ。背が変わるのは7回目かな?


新☆ハヤカワ・SFシリーズが新装刊!
銀背サイスってこと?
ラインナップは、

リヴァイアサン−クジラと蒸気機関−』スコット・ウェスターフェルド
『第六ポンプ』パオロ・バチガルピ
『昔には帰れない』R・A・ラファティ
ベヒモススコット・ウェスターフェルド
『ブラックアウト』コニー・ウィリス
『量子怪盗』ハンヌ・ライアニエミ
ゴリアテスコット・ウェスターフェルド
『エンバシータウン』チャイナ・ミエヴィル
『オールクリア』コニー・ウィリス
アイランダーズクリストファー・プリースト

隔月予定の模様。
なんとなく、プラチナ・ファンタジーっぽい感じ。


翻訳は2本。
・「ドリアン・グレイの恋人」……グレゴリイ・フロスト
 最高級レストランを好む男。
 人並み外れた食欲を見せるのだが、彼の代わりに恋人たちが太っていった。
 彼は、また新しい女を見つけるが、これまでと違い、彼女に夢中になってしまい……
 判断に困る作品だなぁ。
 けっこう好きなんだけど、好きと言い切れない、
 ラストが陳腐と言うか、なんか前半と後半でカラーが違うんだよなぁ。


・「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」……ロバート・F・ヤング
 過去再建部隊の隊員。
 エネルギー切れで、元の時代に戻れない。
 500年ごとに設置されている補給基地に向かうが、なにか様子がおかしい……
 どうってことない話なんだけど、それよりも、解説読むと、これはそろそろ『たんぽぽ娘』を待つのを再開してもいいのかしら?(笑)


大森望の新SF観光局」は、電子ブック。
結石は痛いよ〜。個人的には、小沢が救急車で運ばれたのは許す(笑)


堺三保アメリカン・ゴシップ」は、海外ドラマ新シーズンが始まって数ヶ月。


「SF挿絵画家の系譜」は、太田大八
その人生が面白い!


「サイバーカルチャートレンド」は、直流給電


「サはサイエンスのサ」は、創作古武術と身体操作。


「センス・オブ・リアリティ」は、
金子隆一は、北極がの氷が溶けたら?
香山リカは、記念日反応。


「乱視読者の小説千一夜」は、フィリップ・カー


「現代SF作家論シリーズ」
第12回は、ポール・ジャイルズによるウィリアム・ギブスン論。
訳は初めてだっけ?


「SFのある文学誌」
長山靖生による古典SFの新連載。
数の子の壁に、昆布の鎧はいいなぁ。


「MAGAZINE REVIEW」は〈アシモフ〉誌
"Day 29"クリス・ベケット
"The Copenhagen Interpretation"ポール・コーネル
"We wereWonder Scouts"ウィル・ルドヴィクセン
が面白そうだった。


来月の特集は、「日本作家特集」