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- 作者: ダニエルハルムス,田中隆
- 出版社/メーカー: 未知谷
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 単行本
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どういうわけか、ハルムス短篇集が同時期に発売。
収録作品
- 「それでは、私かどのようにして誕生したかを話そう……」
- 「孵化器の時代」
- 「マカロフとペテルセン No3」
- 「番人を驚かせた若者」
- 「私刑」
- 「マーシキンはコーシキンを殺した」
- 「ズディグル アップル」
- 「×××」
- 「×××」
- 「×××」
- 「×××」
- 「×××」
- 「月まで石を投げられるだろうか」
- 「×××」
- 「×××」
- 「朝」
- 「×××」
- 「×××」
- 「お話にゃし」
- 「フィーマ ボゾロフとその妻」
- 「×××」
- 「戯曲」
- 「数学者とアンドレーイ セミョーノヴィッチ」
- 「新しい発想は、それを予期していなかった人々をいかに驚かせるかについてのスケッチ四葉」
- 「×××」
- 「×××」
- 「×××」
- 「×××」
- 「×××」
- 「自慢屋コルパコーフ」
- 「眼の錯覚」
- 「×××」
- 「××x」
- 「×××」
- 「現象と存在について No1」
- 「現象と存在について No2」
- 「×××」
- 「×××」
- 「×××」
- 「寓話」
- 「×××」
- 「指物師クシャコーフ」
- 「イワン ヤコブレビッチ アントーノフ立志伝」
- 「出来事」
- 「祭典の日」
- 「通りでの出来事」
- 「予期せぬ酒盛り」
- 「×××」
- 「×××」
- 「ドラマについて」
- 「×××」
- 「ソネット」
- 「騎士」
- 「×××」
- 「老人の死」
- 「エプスチングネーエフは笑う 三人のボードビル」
- 「×××」
- 「教授の妻の運命」
- 「出来事」
- 「夢」
- 「ある男がいかに崩壊したかの話」
- 「会計係」
- 「父と娘」
- 「新世代の登山家たち」
- 「ある賢翁の思い出」
- 「×××」
- 「×××」
- 「転落する婆さん達」
- 「水色の帳面No10」
- 「×××」
- 「長持」
- 「全面的検証」
- 「×××」
- 「×××」
- 「パッサカリア第一楽章」
- 「いとわしい貴方」
- 「×××」
- 「私の友に起こった事」
- 「×××」
- 「四足ガラス」
- 「×××」
- 「帽子」
- 「祝賀の行進」
- 「日常劇」
- 「×××」
- 「帳面」
- 「パーキンとラクーキン」
- 「×××」
- 「フェージャ ダヴィードヴィチ」
- 「×××」
- 「×××」
- 「×××」
- 「×××」
- 「×××」
- 「騎士」
- 「ムィシンの勝利」
- 「講義」
- 「妨害」
- 「×××」
- 「転落」
- 「威光」
やはり『ハルムスの世界』*1と少なからず収録作品はかぶってるんだけど、こちらにしか入ってないのも多いんでそういう意味ではオススメ。
ただ、無題のままの作品が多くて感想書きにくい……。オリジナルでいいから、題名つけて欲しかったなぁ。
エロティックな作品が目立つんだけど、艶笑譚ではなく、ひじょうに下品で、女性を汚らしく描いているのは、ハルムスの性向なのか、社会状況と関係あるのか。もうびっしょびっしょですよ(笑)
また、唐突で無意味な作品が多いのは、まさに唐突で無意味に人が消えてしまうスターリン治下の運命を色濃く表しているのかな。