Кораблик Хармса

ハルムスの小さな船

ハルムスの小さな船

『ハルムスの小さな船』ダニイル・ハルムス〈長崎出版〉
こちらが、日本第1短編集。

 収録作品
・「非いま」
・「アダムとイヴ」
・「夢」
・「ソネット
・「誰が一番速いか」
・「墜落する老婆たち」
・「ブルーノート No.10」
・「出来事」
・「小さな船」
・「フェージャ・ダヴィードヴィチ」
・「出会い」
・「衣装箱」
・「天文学者
・「うさぎとハリネズミ
・「恐ろしい死」
・「ペトラコーフの出来事」
・「コン!」
・「パッサカリア一番」
・「プーシキンゴーゴリ
・「窓辺に」
・「パーキンとラクーキン」
・「失敗した芝居」
・「老婆」

ほとんど『ハルムスの世界』*1と被ってるんだよね。
ラストの「老婆」が短編小説レベルの長さで、話も十分に異色短編ということくらいしか、特筆すべきことはないかなぁ。
挿絵は好き嫌いが、かなりはっきり分かれるところ。