ドイツ幻想小説傑作選

ドイツ幻想小説傑作選 ――ロマン派の森から (ちくま文庫)

ドイツ幻想小説傑作選 ――ロマン派の森から (ちくま文庫)

『ドイツ幻想小説傑作選−ロマン派の森から−』今泉文子・編〈ちくま文庫と21−1〉

 収録作品

  • 「金髪のエックベルト」……ルートヴィヒ・ティー
  • 「アーデルベルトの寓話」……アーデルベルト・フォン・シャミッソー
  • 「アラビアの女予言者 メリュック・マリア・ブランヴィル」……アーヒム・フォン・アルニム
  • 「大理石像」……ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ
  • 「ファールンの鉱山」……E・T・A・ホフマン

予想はしていたんだけど、やはり趣味に合わず……
ロマン派(ってなに?)がダメなのか、時代なのか、ドイツだからかはわからないけど、正直退屈。
「金髪のエックベルト」「アラビアの女予言者」あたりはストーリー自体は嫌いではないんだけど、全体的に文章が冗長で疲れてしまった。絵本を長々しい文章で説明されている感じなんだよね。
この中では「ファールンの鉱山」が期待していた怪奇小説っぽくて、読みやすかったかなぁ。