最近、20代前半の古本者のBlogとかTwitter見てると、「ああ、それがレアなのね。ワシが集め始めた頃は余裕で……」とすっかり年寄りの長話モードですよ。
自分の10コ上が、同じように「サンリオは定価で……」と考えていたであろう様子がよくわかる(笑)


古本蒐集を本格的に始めたのが1998年、ネットを始めたのが99年(前世紀か……)。
同年代のコレクター(ジャンルにかかわらず)なら実感あると思うけど、この世紀の分かれ目は、けっこうギリギリのタイミングだったと思うんだよね。
ネットのお陰で知識は仕入れやすくなったと同時に、ネットオークションが始まって、レアものを入手するのも容易に。でも、まだ全盛にはなってないから値段もそこそこ。情報はまだ行き渡っていないから、セドリモドキも誕生しておらず、サンリオとかソノラマ海外も100円でちょろちょろ拾えたんだよね。
レアものバブルは、そのすぐあとに膨らみ始めた印象。
SFに限っていうと、サンリオコンプを始めるにはホントにいいタイミングだったと思う。今からだと困難だよなぁ。『生ける屍』○万円はねぇよ。


時間を経たコレクターと戦うには、労力か財力しかないんで頑張って。
まっ、俺は集め終わっちゃったんで、どうでもいいんだけど(なげやり)