Boilerplate: History's Mechanical Marvel

Boilerplate: History's Mechanical Marvel

Boilerplate: History's Mechanical Marvel

1893年に誕生し、第一次大戦の最前線で消息を絶った世界初のロボット兵ボイラープレート。当時の記録写真や新聞記事、風俗画など多数の資料が収められており、今もなお、コミックやおもちゃのモチーフとして人気のある彼の活躍を辿ったドキュメンタリー(?)


このトレーラーを見て、心奪われない方とは、もうお話しすることはありません(笑)



巨大人型機械にはあまり興味ないんだけど、こういうロボットは大好物。
顔といい、体といい、これ以上はないと言うほど、コテコテにロボット(笑)
セオドア・ルーズベルト、パンチョ・ビリャ、アラビアのロレンスなど、19〜20世紀初頭の歴史の中に刻まれた数々の冒険を刮目せよ!


図版見てるだけでも十分に楽しいんだけど、これは頑張って読んでみようかなぁ。翻訳は出そうもないし。


……と、夢を壊すようで申し訳ないけど(笑)、フェイクドキュメンタリーです。
元々は作者が、コミックのネタ的にサイトに載せていたところ、閲覧者の30%くらいが史実と信じたらしく(ホントに?)、さらに19〜20世紀の歴史にまで話を広げたのがこの本だとか。
写真がホントに面白いのと同時に、違和感ないんだよね。ちなみに福沢諭吉とも会ってる模様。
本の構成も、この手のビジュアル本のフォーマット通りだし。
こういう図版多数のフェイクドキュメントリー、架空博物誌は大好きなんだけど、国内でこういう本はあまり見かけないよね? 日本にも学天則がいるのに、先を越されたなぁ。