昨日の訃報

やはり、マイコーのことは書いておくべきで。


以前からエルヴィス・プレスリーの神聖視は全く理解できなかった。全盛期は見たことないし、知ってるのはドーナツ食いすぎたとか、腕にすだれがついてるとか、完全に「ネタ」としてのプレスリーだけで、彼を崇めるのがピンとこなかったんだよね。


それが、今回、マイケル・ジャクソン死去で、やっと実感が掴めた。
今の若い人(って書くのヤダなぁ……)にとっては、奇行癖のあるやけに白い人っていう「ネタ」でしかないのね。ファンではないんだけど、「スリラー」とか「BAD」のときは本当に格好よかったと思うんで(『ムーンウォーカー』を撮っちゃった失笑ぶりとかも含めて)、それを考えるとプレスリー信者もなるほどと合点。


生きているマイケルが目撃されるのも、遠くないだろうね(笑)
彼の場合、死んだ実感もないけど、完全にイコンして完成しちゃって、晩年は生きている実感もなかったけどね。