THE FIRST CASEBOOK OF SIMON ARK
- 作者: エドワード・D.ホック,Edward D. Hoch,木村二郎
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/12/21
- メディア: 文庫
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収録作品
- 「死者の村」The Village of the Dead
- 「地獄の代理人」The Vicar of Hell
- 「魔術師の日」Day of the Wizard
- 「霧の中の埋葬」Funeral in the Fog
- 「狼男を撃った男」The Man Who Shot the Werewolf
- 「悪魔撲滅教団」The S.S.S.
- 「妖精コリヤダ」The Touch og Kolyada
- 「傷痕同盟」The Society of the Scar
- 「奇蹟の教祖」Master of Miracles
- 「キルトを縫わないキルター」The Faraway Quilters
ホックはほとんど読んだことないんだけど、オカルト探偵ということなので着手。
……う〜ん、かなり普通。
回が進む毎に、ストーリーもアーク自体も普通になっていく。特に、世界を放浪していて、なかなか捕まえられないはずなのに、後半では大学に行けば会えちゃうし、2000歳も思い出したようにしか口にしないし。
本物の悪魔を探していると言いつつ、遭遇するのはいつも普通の事件で、サイモン・アークの先行きがちょっと心配になってくる(笑)最初は不気味な存在だったのが、周りの目も生暖かくなってくるんだよね。
真相は超常的でなくても、味付けはもっとオカルティックなのかと思ってました。そういう意味では、最初の方の「死者の村」と「地獄の代理人」がそれっぽかったかなぁ。