DR. POGGIOLI : CRIMINOLOGIST
- 作者: T S ストリブリング,霜島義明
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/11/07
- メディア: 単行本
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ポジオリ教授の第2期シリーズ
収録作品
・「パンパタールの真珠」A Pearl at Pampatar
・「つきまとう影」Shadowed
・「チン・リーの復活」The Resurrection of Chin Lee
・「銃弾」Bullets
・「海外電報」The Cablegram
・「ピンクの柱廊」The Pink Colonnade
・「プライベート・ジャングル」Private Jungle
・「尾行」The Shadow
・「新聞」The Newspaper
ポジオリ教授が謎を解いても、事件そのものは、その土地の文化や慣例に従ってうやむやにされる、というのがこのシリーズの魅力……なんだけど、う〜ん、別に2冊目を読む必要はなかったかなぁ。
第1期最終作「ベナレスへの道」が強烈すぎて、ポジオリ教授復活の真相を書こうが書くまいが、あれ以降は完全な蛇足。
非西欧文化圏でない話はたいして面白くないんだよな。
そんな中で、楽しめたのが「つきまとう影」。オカルト探偵なのに「勘違い」で済ましちゃう幽霊狩人カーナッキとはある意味逆ベクトルの作品。本格読みの人はこの作品をどう評価するの?
第3期はどうしようかな〜