THE FLEDGING OF AZ GABRIELSON

[rakuten:book:12962452:detail]
『スカイシティの秘密』ジェイ・エイモリー創元推理文庫Fエ-5-1〉

地上を壊滅させた大災害から逃れ、空中に都市を建設した人類。その背中には翼が生え、空を飛べるように進化していた。生まれつき翼のない少年アズは、ある日、中央政府とも言えるシルバーサンクタムに呼び出される。スカイシティは土や金属を、全て地上から供給されているのだが、最近、それが滞っているのだ。アズはそれを調べるために地上へと送り出される。彼がそこで見たものは、絶滅したとされていた……!?

移動都市 (創元SF文庫)』の二匹目のドジョウを狙ったのかも知れないけど、あれには遙かに及ばない。
リーダビリティはすこぶるいいんだけど、ガジェットみっしりだった『移動都市』や『[rakuten:book:12108789:title]』に比べると、単に速く読めるだけでなんのワクワク感もない。
そもそも、供給が止まった理由はさらりと流されるし(というか語られてたっけ?)、なんでせっせとスカイシティに物資を送っていたのかも、よくわからない。読み飛ばしたかな? YA小説の悪いイメージどおりの作品だったなぁ。
2巻も出ているらしいけど、別にいいや。