SCARDOWN

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『SCARDOWN―軌道上の戦い―』エリザベス・ベア〈ハヤカワSF1659〉
〈サイボーグ士官ジェニー・ケイシー〉シリーズ2巻。

ジェニー、パティやリーアたちの若きパイロットは〈モントリオール〉の最終訓練を受けていた。しかし、中国が送り込んだスパイが妨害・破壊活動を起こしていた。さらに、異星人の船団が地球に迫っているらしい。一方、復讐を誓うレザーフェイスは、謎のテロリストと出会っていた。どうやら、ジェニーと因縁があるらしいのだが……

慣れたのかなぁ、1巻よりは面白かったかも? それでも、どうもはまれない。
地球環境の危機も見えてきて、2巻こそは、恒星間宇宙船ものなのかと思いきや、まだ飛び立たない。もしかしたら、このまま軌道上でおしまいか?
それだけでSFのメインストーリーになるようなネタの連続に加えて、危機また危機、そして大崩壊なんだけど、なんか味わいが平べったい。内容を飲み込むより先に、そういう結果になっちゃってる、という感じ。ホームズ副社長とか、どういうキャラなのかも記憶に残ってない。主要キャラがあっさり死ぬのは1巻同様。
一番印象に残っているのは、五十代の三角関係くらい(笑)
あと、元々なのか訳なのか、微妙におっさん臭くない?